さかのぼれば室町時代にあった囲炉裏が
こたつの原型です。
電気が使われるようになり、
大きく変化したこたつの機能の一つに
温度制御
があります。
電気が使われる一昔前では
木炭などを使っていました。
ですから、温度の制御については
かなり困難をしていました。
当初の電気こたつでの温度制御は
サーモスタット式
でした。
これはギリシャ語の言葉を使った造語です。
熱を表すサーモと、同じ状態に保つスタットを
組み合わせた言葉です。
バイメタルと言う金属で温度を検出し、
一定の温度より高くなるとスイッチが切れ
一定の温度より低くなると再びスイッチが
入ると言う性能があります。
しかしこの場合は、金属の反り返りを
利用したアナログ的な感覚だったので
温度をきめ細かく制御することはできませんでした。
次に進化した制御方法が
サーミタス
と呼ばれる電子制御方法です。
金属酸化物、酸化コバルト、酸化マンガン
などを粉上にしたものを焼き固めて作られた
半導体が、わすかな温度の違いを敏感に
とらえ、電気抵抗を大きく変化させオンオフ
を行わせる方法です。
さらに、サーミタスを進化させたのが、
マイコン制御の技術です。
サーミタスでの温度検知に、プラス室内温度
や体感温度による数値を考慮して、その計算式で出た
数値により、
そのときの人に快適な温度制御
を実現させました。
また電気の節約にも一役買っています。


